私たちの想い
■ いろいろなトラブルに悩まされている人がいます
世の中に物があふれている中で、肌のトラブルや、病気や事故などが理由で、自分が欲しい商品が見つからないということをよく耳にします。
例えば
- ポリエステルの生地を肌につけると発疹が出る。
- 綿100%の生地の下着が欲しくても、かわいいのがない
- ウエストのゴムをやわらかくて綿素材のものがない
- またずれを起こすので、股下の長い商品が欲しい。縫い目が痛いので柔らかくしてほしい
- 気に入った商品が見つかったのに廃番になってしまった
- リンパ浮腫専用の肌着が欲しい
- 商品がないので、自分で手で縫って作っている
- 自分で会社を立ち上げて、商品を作った
■ お客様の声と作るメーカーがつながっていない、商品開発が進まない
- おそらく需要はあるのですが、悩んでいる人の声をまとめてもメーカーに届くまでにどこかで消えてしまう。
- マーケットが大きくないので、取り組む人がいない。
- 商品にするには、サプライチェーンがつながっていないといけない。生地を作る力はあってもだめ、縫製だけでもだめ、商品を開発する力や、販売する力も必要、まとめて指示するところが必要
- モニターそれぞれの意見があるのでまとまらない。
- 個別に対応では、採算が合わない。
- 製品や生地の知識がない人とのコミュニケーションに時間を取られることを嫌う
- 問い合わせいただく方は、悩みを抱えている人を助けようとして立ち上がるのですが、お互いの欲しい数量、値段が合わなく、資金や在庫のリスクで折り合いがつかない
- 開発費を出してくれるところがない。丸投げされると費用を負担しないといけない。
- 実際に自分が扱っていない技術や資材が必要になると手が出しにくい。
■ そのような中で始まったのが
「私たちの得意 と 困った人を助ける商品の開発」
当社の生地とオストメイトの出会い
私たちは、一般的にメリヤスと呼ばれる生地を自社工場で編んでおります。その中でも得意としている生地は、肌着や腹巻などのポリウレタンの入った、少し締め付けることが出来る伸縮性のある生地です。生地を何年も作っている中でいろいろな問い合わせから腹巻がオストメイトの人の役に立つことを知りました。
意外と周りに多いことを認識、そして困っていることも多い
いろいろ周りにヒアリングをすると、友達がそうだとか、親戚にいるとか、意外にオストメイトの人が多いことが分かりました。さらにインタビューすると「まさかこんな風になるとは」「生活が不便になった」「外出するのにちゅうちょする」「ケアのための荷物が多い」などの言葉を聞くようになりました。
多く聞く悩みは
ストーマがはがれないか心配
肌とストーマの固い部分が触れて痛い
ストーマと肌の間が蒸れる
匂いが気になる
製品の耐久性を上げたい
これらの悩みを解決できる商品づくり
得意な生地作りにプラスして、ミシンを購入して製品づくりを進めることとしました。
もっと人の助けになるモノづくりをしていこうと思っております。